日進市のロボット教室「明倫日進教室」

この教室は「Kicks」の加盟教室です。

勉強というと計算をしたり、知識を得るために覚えたりすることを想像します。でも社会に出ると答えの用意されたような問題はなく、自分の力で解決する力を求められます。そのため論理的な問題解決ができる力を身につけることが教育にとって重要であるという考え方に変わってきています。そのような論理的な考え方はどのようにして身につければいいのでしょうか。それがロボット教材を利用したプログラミングによる教育方法によって育まれていきます。

プログラミングといってもパソコンの前に座って一つ一つ命令文を書いていって完成させるような非現実的なものばかりではありません。現在では小学生までの子供を中心としたカリキュラムを提供するkicksと言うロボット教室が注目されています。kicksはSTEM教育と言う科学、技術、工学、数学のそれぞれの教育分野を総称する語で表される教育方法の一つです。子供達はブロックを使って遊んでいるうちに多くのものを学ぶことができます。

使われるのは組み合わせることのカラフルなブロックです。未就学児についてはとにかくブロックを使って自由に造形を行って発想力を身につけさせます。そこで集中力や想像力、創意工夫などを学ぶことができます。これによって頭に浮かんだものを形にすると言うことを学ぶことができます。大きさが合わなければ組み合わせることができないことや十分な量のブロックがなければ色を統一することができないこと、バランスが悪いと立たせることができないことなどを知って、自分で解決することに慣れていきます。

小学生になると自分で作ったブロックをプログラミングによって動かすことができます。いろいろな実験によって時間や長さを数値で扱うことやその計算方法など物事を比較し、正しい情報を導き出すことができるようになります。またブロックを動かすことで構造的な知識や動かす順序などを考える必要に気付かされます。うまく動かしたいと言う心が考えう楽しさを与えてくれるきっかけになるでしょう。

小学生にはスタンダードからゴールドまでのカリキュラムに分かれていて進級することで上達していきます。高学年になるとサッカーロボットの制作とそのプログラミングを学習します。そのためには理数的な考え方や知識が必要となり、倫理的に考える力が備わっていきます。

ロボットを制御するためにはセンサーやモーターなどの知識が必要となります。その動きや何に使うことができるのか、得た情報をどのように役立てるのかを考えることで問題解決の力がついていきます。ブロックを使うことで発想が自由になり個性を見いだすことができます。与えられた目標ではなく、自分から設定したゴールに向けて必要なブロックを用意して、プログラミングを行います、つまり人によって与えられる従来の教育では得られないものが沢山あります。

子供達は机に向かって考えさせられる勉強よりも手を使って作り上げるような勉強の方が楽しく学ぶことができます。kicksのメリットは、ものを触りながら楽しく知識や技術を得ることができると言うことです。楽しく学ぶことで集中力を養うこともできます。表現力を伸ばすこともできるためプレゼンテーション能力も身につくことになります。自分で作ったものなら説明も簡単です。どこにこだわりがあるのか、何に苦労したのかを説明させるカリキュラムもあるため、自分のしていることを客観的に確認することが必要です。

このようにブロックを通じて多くのことを学ぶことができます。将来必要となる論理的な思考を得ることができます。その能力はSTEM教育にとって、とても重要な役割を担っています。

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